宵待草
- 2012.02.01 Wednesday
- 19:07
先日 知人のご主人の訃報を後から知り
お線香を手向けに伺った
お若い旅立ちに 言葉も見つかりません
祭壇の前には ご子息のランドセル
今年の春から ぴかぴかの一年生
お父さんに見せてあげたかったと お祖母ちゃんが涙ぐむ
それを横目に 何事もない様子でおやつをつまむ坊ちゃん
その光景に私 どうしてお腹がすくのかな♪
笑顔で お腹すくよねー
坊ちゃんも笑い返してくれました
その夜 ふと思い出したことがある
昔からよく泣いてたんですか?
泣虫の私に ご近所のショウジさんからの質問
泣いていたような気がしていましたが
悲しすぎる時には
すぐに涙は流れないのかもしれない
その代り 嬉しすぎたなら
すぐに涙が溢れ出るような気がする
大切な人に もう二度と会えない
誰とも共有できない悲しみ
ただ独りで乗り越えるしかないのでしょう
「宵待草」
明治44年発行 「少女世界」 竹久夢二による挿絵
原詩発表は明治45年とされています
前年の試作と言えましょうか
お線香を手向けに伺った
お若い旅立ちに 言葉も見つかりません
祭壇の前には ご子息のランドセル
今年の春から ぴかぴかの一年生
お父さんに見せてあげたかったと お祖母ちゃんが涙ぐむ
それを横目に 何事もない様子でおやつをつまむ坊ちゃん
その光景に私 どうしてお腹がすくのかな♪
笑顔で お腹すくよねー
坊ちゃんも笑い返してくれました
その夜 ふと思い出したことがある
昔からよく泣いてたんですか?
泣虫の私に ご近所のショウジさんからの質問
泣いていたような気がしていましたが
悲しすぎる時には
すぐに涙は流れないのかもしれない
その代り 嬉しすぎたなら
すぐに涙が溢れ出るような気がする
大切な人に もう二度と会えない
誰とも共有できない悲しみ
ただ独りで乗り越えるしかないのでしょう
「宵待草」
明治44年発行 「少女世界」 竹久夢二による挿絵
原詩発表は明治45年とされています
前年の試作と言えましょうか
宵待草は見当たりません
まてど暮らせど 待てどくらせど...
まてど暮らせど 待てどくらせど...